〜日本が誇るフランス料理の巨匠が、船上のダイニングを初監修〜
クルーズブランド MITSUI OCEAN CRUISES(三井オーシャン クルーズ) を運営する商船三井クルーズ株式会社(代表取締役社長執行役員:向井恒道、本社:東京都港区、以下「当社」)は、2024年12月1日(日)にデビューする「MITSUI OCEAN FUJI(以下、三井オーシャンフジ) 」において、フランス最高勲章を受章し世界的に活躍する三國清三シェフをスーパーバイザーとしてお
迎えし、シェフ監修のメニューを船内のダイニングにて提供することを発表いたしました。
三國シェフは多くの受賞歴を誇るレストランのオーナーであり、日本で最も高く評価されているシェフの 1人です。完璧なまでにフランス伝統料理を理解した上で表現する「ジャポニゼ」という独自の料理スタイルを創り出し、世界的に広く知られています。2015年には、フランスで「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」を授与され、日本人シェフとして初の栄誉に輝きました。
【提供されるレストランとメニューの詳細】
北斎 FINE DINING
葛飾北斎の名を冠したこのスペシャルダイニングでは、最高品質のサービスとともに、三國シェフに監修いただくアミューズブーシュ、前菜、スープ、サラダ、メインディッシュ、デザート、プティフール等、季節の食材を活かした 7 皿のコースメニューを提供いたします。このコースメニューは前菜、メインディッシュは計 5種類(ベジタリアンメニュー含む)から、デザートは 3種類(グルテンフリーメニュー含む)からお選びいただくことができるプリフィックスメニューで、年に 2回季節に合わせて更新されます(プリフィックスメニューでお選びいただくメニューの一部には追加料金をいただくものもございます)。
メニューには、マグロのタルタル仕立て キャビア添え、フォアグラのポワレ ナスのフリット添え、伊勢海老のサラダ トリュフ添え、オマールブルーのキャベツ包み キャビア添え、和牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風 季節の温野菜添え、パッションフルーツのブランマンジェ、アプリコットのババロア 、ライチのシャーベットの盛り合わせなどが含まれます。お食事中には 5種類のチーズもご提供いたします。お食事中には三國シェフ自身がセレクトしたシャンパンやワインもご堪能いただくことができ、シェフのテイスティングメニュー(ペアリング付)のご用意もございます。雲上スイートと称する上位36室のスイートに宿泊するお客さまは、クルーズ中に 1度別料金なしで 2名分のディナーをお楽しみいただけます。その他のお客さまにも別料金でご提供が可能です。
ザ・レストラン 富士
船名にちなんだメインダイニングでは、三國シェフがディナーメニューのメインディッシュを監修します。サーモンのコンポート 赤ワインソース、真鯛のエスカルゴ バターソース、和風野菜色々のベトナム風どんぶりなどをご用意し、一部のクルーズ中にご提供致します。 (クルーズ代金込)
◼︎ 中山勝利(三井オーシャンフジ総料理長)のコメント:日本で最も歴史あるクルーズ会社として、当社のダイニングチームは常に、各地の品質の優れた食材を取り入れ、繊細に調理しご提供することでお客さまから高く評価されてきました。この度、三國シェフに監修いただきご用意する、スペシャルダイニング「北斎 FINE DINING」のコースメニューと、ザ・レストラン 富士のディナーのメインディッシュの一部は、当社の提供する「日本の美しい船旅」を体現するものと確信しております 。皆さまにご提供できることを心より楽しみにしております。
◼︎ 三國シェフからのコメント:
日本で最も経験豊かなクルーズ会社の新しく就航する三井オーシャンフジのメニュー監修というお話をいただき、大変光栄に思っております。空の上のメニューの監修は手掛けたことはありますが、船上のダイニングは私自身初となる挑戦です。日本、世界の各地を航海するお客さまに私のお料理をお届けできることは私にとってもまたとない経験です。三井オーシャンフジならではの各地の多彩な食材を取り入れたメニューを是非お楽しみください。
にっぽん丸を運航し、世界に先駆けレジャークルーズを開始した三井オーシャンクルーズは、日本初の世界一周クルーズを行うなど数々の場面で新たな挑戦を続けてきました。その三井オーシャンクルーズの新たな一歩となるのが三井オーシャンフジのデビューです。この記念すべき新クルーズ船に、厳選した和の食材とフランス料理が融合した唯一無二の料理を世界に向けて発信してきた三國シェフを迎えることで、日本が誇る心からの“おもてなし”を船上で実践してまいります。
料金や予約方法につきましては決定次第、公式ホームページ等にてお知らせします。
◼︎ 三國清三/Kiyomi Mikuni プロフィール
1954年北海道増毛町生まれ。15歳で料理人を志し、札幌グランドホテル、帝国ホテルにて修業。1974年駐スイス日本大使館の料理長に就任。大使館勤務の傍ら、フディ・ジラルデ氏に師事する。その後も、三つ星レストランで修業を重ねる。1985年東京・四ツ谷にオテル・ドゥ・ミクニをオープンする。2013年フランスの食文化への功績が認められ、フランス・トゥールにあるフランソワ・ラブレー大学にて名誉博士号を授与される。2015年フランス共和国よりレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを日本人の料理人として初めて受勲。2019年「JAPONISÉE Kiyomi Mikuni」を出版。映画でいう「オスカー賞」と賞賛される、“グルマン世界料理大賞 2020” Hall of Fame 部門で唯一入賞し、後世における規範となる傑作と評価される。2022年幻冬舎より「三流シェフ」を出版しベストセラーとなる。2023年11月プロデュース店、麻布台ヒルズ Dining33 をオープン。現在、子どもの食育活動や、家庭でできる手軽なレシピを YouTube(登録者 50万人超)で発信している。