栄誉ある初代メンバーは、シェフ・料理本著者・テレビパーソナリティのサラ・モールトンとオーシャニアクルーズのカリナリーエンリッチメントダイレクターでシェフのキャスリン・ケリー
美食と寄港地の魅力を追求し世界を牽引するオーシャニアクルーズが、料理本やテレビで人気のサラ・モールトンと、オーシャニアクルーズのエグゼクティブシェフ兼カリナリーエンリッチメントダイレクターのキャスリン・ケリー両シェフを料理諮問委員会の初代メンバーに任命しました。今後は同委員会の4名の共同議長(マスターシェフのジャック・ペパン、テレビでもなじみの料理人ジャーダ・デ・ラウレンティス、オーシャニアのエグゼクティブカリナリーダイレクターでフランスマスターシェフの称号を持つ2名アレクシ・クアレッティとエリック・バラル)と共に、活躍が期待されます。
ケリーとモールトン両シェフは、オーシャニアクルーズの優れた調理チームに欠かせない人材です。食や学び、そして持てる優れた知識とスキルのすべてを積極的に共有することに熱心です。
ケリーシェフは、2011年にオーシャニアクルーズのマリーナで始まった世界初の船上実践料理教室「カリナリーセンター」の生みの親として、そしてその推進者として活躍してきました。オーシャニアクルーズの専任シェフ講師を統括しながら、100を超える特徴ある料理教室を主宰。乗客は、終日航海日にもカリナリーセンターで実施の料理教室で魚料理の腕を磨いたり包丁さばきを極めたり等、精鋭のシェフチームと充実した一日を過ごすことができます。
ケリーシェフは、現在では世界40都市以上で実施のシェフと行く没入型地上観光「カリナリーディスカバリーツアー」の開発と立ち上げにも尽力しました。食に特化したこのツアーは、地元のマーケットで買い物をして船上で郷土料理の作り方を習うといったもので、食を通じて寄港地の文化や歴史に触れることができます。人生50年を経てからヘルスケア分野でのキャリアから転向したケリーシェフは、成人学習を大切にしています。
オーシャニアクルーズは2018年から、モールトン出演のPBSテレビ『サラのウイークナイトミールズ』のスポンサーをしてきました。モールトンシェフは番組収録を2シーズンにわたってオーシャニアクルーズ船上で行い、様々な食をテーマとしたクルーズを主催。これまでクッキングデモンストレーションで料理テクニックを披露したり、船上で提供されるお気に入り料理のレシピーをシェアしたりなどで人気を博してきました。またスペシャルゲストとして料理をテーマとした寄港地観光にも同行しています。
テレビ出演でレジェンドシェフとして人気のジュリア・チャイルドとオーシャニアクルーズ初代エグゼクティブカリナリーダイレクターのジャック・ペパンを師と仰ぎ、また生涯の友とするモールトンシェフは、一流から学んだことを他の人にも伝えることで、食を豊かにすることに献身しています。
ケリーとモールトン両シェフは、ビスタの姉妹船アリューラ(2025年)と新クアトロクラス船2隻(2027年と2028年)の就航に向け準備をしているアレクシ・クアレッティとエリック・バラル両シェフと共に全船全レストランを担当し、オーシャニアクルーズの料理強化プログラムのさらなる充実と進化に取り組みます。
オーシャニアクルーズ社長フランク・A・デル・リオ は、「オーシャニアクルーズ ファミリーの両シェフを、料理諮問委員会の初期メンバーとして迎えることを心から嬉しく思います。両名とも食に情熱を注ぎ、その素晴らしい技術と知識を、最もダイナミックで包括的な方法で、できるだけ多くの人々と分かち合いたいと考えています。また、美食というレンズを通して新しいスキルを見つけ、世界を探求するよう人々にインスピレーションを与えています」と語っています。
エグゼクティブカリナリーディレクターのアレクシ・クアレッティは、「私共は、食通が設立し、食通が運営する、食通のためのクルーズ会社です。しかしこれは、船上のグルメレストランで素晴らしい料理を提供すればよいというものではありません。私たちは、お客様に視野を広げ、新しい技術を学び、異なる文化を見て味わっていただきたいと願っています。食は人々を結びつける究極の方法であり、ケリーとサラは、この哲学を見事に実践しています。このような刺激的なシェフたちが料理諮問委員会に加わってくれることをとても嬉しく思います」とコメントしています。
アレクシシェフと他の3名の料理諮問委員会創設メンバーは、今後数か月の間に、世界中の高名なシェフや職人を委員会メンバーとして招聘し、様々な知見を共有しながらオーシャニアクルーズによる食のレガシーを次章へとつなげていきます。
追加情報
- オーシャニアクルーズは、アレクシ・クアレッティとエリック・バラルという2名のフランスマスターシェフを擁する唯一のクルーズ会社。両シェフは、フランス料理芸術の支援と世界的な普及を目的に1951年に設立された協会組織「メートル・キュイジニエ・ド・フランス」の会員。
- オーシャニアクルーズは、食通の、食通による、食通のためのクルーズ会社。「洋上最高の料理」は単なるキャッチフレーズではなく、過去20年以上にわたるビジネスを通して築き上げられた信条。8隻の豪華小型客船の船上で、世界各地の寄港地で、まさに「食」が中心に据えられている。
- マリーナとリビエラで、洋上初の実践料理教室を開催。その後これが発展して2023年に就航し世界的な評価を得たビスタで、そしてその姉妹船(2025年7月に就航)アリューラでも開催。
- オーシャニアクルーズは全客船に、メインレストラン「グランドダイニング」のほか、追加料金なしでいつでも利用できるスペシャリティレストランを搭載。
- より特別な食体験には個室利用の「プリヴェ」や「ラ・レゼルヴ」でのワインペアリングによる食事。
- 世界で唯一の真の美食家のための客船として、全船に他のどのクルーズ会社よりも広い調理室スペースと生鮮食料品の保管庫が完備。
- 他のどのクルーズ会社よりも食事に専念する調理スタッフの割合が高い。10人の乗客に対して1名のシェフ。乗員の半数が食事の準備や配膳の専任。
- どの素晴らしいレストランでもそうであるように、すべての料理は鮮度抜群の食材だけを使い、最新の広々とした厨房で手際よく調理されすぐにテーブルに供される。
- オーシャニアクルーズの理念「洋上最高の料理」を指導し発展させるために2024年春に料理諮問委員会を設立。共にエグゼクティブカリナリーダイレクターであり、フランスのマスターシェフであるアレクシ・クアレッティとエリック・バラル両名に加え、イタリア系アメリカ人の著名なシェフ・作家・レストラン経営者・エミー賞受賞のフードパーソナリティでオーシャニアクルーズのブランド&カリナリーアンバサダーを務めるジャーダ・デ・ラウレンティスとカリナリーチームの創設メンバーである有名シェフのジャック・ペパンが議長。
経歴
サラ・モールトン: 作家、シェフ、TVパーソナリティ
ジュリア・チャイルドに師事。1977年にカリナリーインスティテュート・オブ・アメリカを卒業。ボストンとニューヨークのレストランで7年間働く。グルメ誌に入社し、当初はテストキッチンで働き、その後エグゼクティブダイニングルームのシェフとして合計25年間勤務。同時に、ABCテレビの『グッドモーニングアメリカ』の裏方でエグゼクティブシェフとして、番組に出演したシェフや料理本著者のため、すべての料理の下ごしらえとスタイリングを担当。その後、フードエディターとして10年間オンエアを担当。
フードネットワークの最初の10年間に生放送された視聴者参加型トーク番組『クッキングライブ』など、いくつかの人気番組で1,500放送回分の司会担当。既刊料理本は直近の『ホームクッキング101』を含む4冊。
現在は、自身のTV番組『サラのウイークナイトミール』がこの秋で13シーズン目に突入。ラジオで毎週クリス・キンボールと共にパーソナリティを務める『ミルクストリートラジオ』でリスナーからの質問に答えている。
キャスリン・ケリー: カリナリーエンリッチメントのエグゼクティブシェフ兼ダイレクター
オーシャニアクルーズのカリナリーセンターの創立者で推進者として専任シェフ講師部門を統括。100以上の料理教室と、世界40か所以上で実施のシェフが案内するカリナリーディスカバリーツアーの人気シリーズを企画・主導。
ジョン・ホプキンス大学で疫学博士課程を修了。地域医療と生物統計学の2つの修士取得。医療ケアでの充実したキャリアを経て、シェフになる夢を実現すべく、50代でザ・カリナリーインスティテュート・オブ・アメリカを優秀な成績で卒業。自宅はフロリダ州のアメリア島とテキサスのオースチン。ゴルフ大好き。3人の小さな副料理長(ケイト、ルーク、ジャック)のおばあちゃん。