イタリアにあるフィンカンティエリ社マルゲーラ造船所にて、建設中の次世代プリマプラスクラス船第1号が重要な節目である進水式を迎える
世界クルーズトラベルのイノベーター ノルウェージャンクルーズライン(NCL)が、イタリアの造船会社フィンカンティエリのパートナーらと共に、同社マルゲーラ造船所(イタリアのベネチア)で大型プリマプラスクラス船第一号となるノルウェージャン アクアの進水を祝いました。船が初めて水に浮かんだことで建設過程の大きな節目を迎えました。
ノルウェージャン アクアの進水は、2025年4月のデビューに向けた船体外部工事の完了を意味します。この節目を祝うため、ノルウェージャン アクアには、海の伝統にのっとって、古代の海の神々に船の幸運と安全な航行を祈願する象徴的供物の儀式用コイン2枚が溶接されました。セレモニー後は、地元の聖職者による祝福があり、祝杯のシャンパンボトルが船体にたたきつけられ割られました。
ノルウェージャンクルーズ社長デビッド・J・ヘレラは、「フィンカンティエリと共に再び新たなマイルストーンを祝うことができ、嬉しく思います。同社はプリマクラスの旅に欠かせないパートナーであり、私たちが乗客の皆様のためにデザインし提供する素晴らしい体験を進化させるためサポートしてくださっています。受賞歴のある同クラス船にすでに備えられて好評を博している設備仕様をベースに、スペースが10%拡大され、ノルウェージャン アクアでは、ゲストの皆さまが船上でくつろいだり、探検したりできるよう、より多くのサービスと、より美しくデザインされた場をご提供させていただきます」と述べています。
15万6,300総トン、全長322メートルのノルウェージャン アクアは、既就航のプリマクラス船2隻より大型です。フィンカンティエリのクラフトマンシップによりさらに広く、さらに革新的な設備として、世界初のハイブリッドローラーコースターとウォータースライダーの「アクアスライドコースター」、インタラクティブなLEDフロアを備えた新デジタルスポーツコンプレックスの「グローコート」、そしてNCL最大の360度に展開されるアウトドアプロムナードの「オーシャンブルバード」等が搭載されます。またザ・ヘブンbyノルウェージャンには、NCL初の3ベッドルームのラグジュアリースイートとしてデュプレックスヘブンスイートが導入されます。
フィンカンティエリのルイジ・マタラッツォ商船本部長は、「ノルウェージャン アクアの進水式に立ち会い、ノルウェージャンクルーズラインと共にこの重要な瞬間を迎えられたことを大変うれしく思います。この船はまさに私共とノルウェージャンとの長きにわたるパートナーシップに新たな章を開くものです。クルーズ業界の礎石であるイノベーションをキーポイントに、限界を押し広げ、業界の水準を高めるよう努めながら、こうした変革をもたらす歩みに参加できることを誇りに思います」とコメントしています。
ノルウェージャン アクアは2025年4月のデビューに向けて建造が進められ、初就航時にはフロリダ州ポートカナベラル発、7泊のカリブ海クルーズシリーズが予定されています。寄港地はドミニカ共和国のプエルトプラタ、英領バージン諸島のトルトラ、米領バージン諸島のセントトーマス、バハマにあるNCLのプライベートアイランド グレートスターラップケイといったトロピカルアイランド。カリブ海に続いて2025年8月から同10月まではニューヨーク発バミューダに向かう5泊から7泊のクルーズ。同10月から2026年4月まではクルーズキャピタルのマイアミ発、5泊から7泊の東カリブクルーズに就きます。
ノルウェージャンクルーズラインのマーク・カンズリー 宿泊オペレーション担当バイスプレジデントは、「プリマクラス船はまさにブランドの進化そのものです。クルーズ毎にお客様の声をお聞きしていますが、皆様親しみある雰囲気を気に入っていただき、ますます進化している船内スペースでリラックスしたり探訪したりする休暇を楽しまれています。私共の進化の次章であるプリマプラスクラス船でお客様と共に旅ができる日を心待ちにしています」としています。
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