一人温泉、一人キャンプ…昔ならだれかと一緒に行くのが当たり前だった旅、今やお1人様も当たり前になってきました。では一人クルーズはどうなのでしょうか?クルーズは期間が長いものも多いだけに働いている世代であれば人と予定を合わせるのが難しいこともあるかもしれません。一人で乗っても楽しめるのであれば一人クルーズしてみたい!という方、実は多いのではないでしょうか。その際不安に思うポイントを検証してみたいと思います。
キャビン代金が割高なのでは?
クルーズに限らずホテルでも一般的なツアー旅行でも、一人の場合は割高になることが多いです。ただ最近はシングルキャビンを備えている船もあるので、一人でもお得に旅したければそういった船を選ぶのがおすすめです。シングルキャビンがある船は、ノルウェージャンクルーズやサガクルーズ、日本船であればにっぽん丸などが代表的。
友達を作れる?
クルーズならではの楽しみが新たな出会い。一人だからこそ友人ができやすい、というのもあるかもしれません。船によっては一人で乗船している乗客だけを招待したシングルズパーティーがあることもあります。ノルウェージャンクルーズにはシングルキャビン利用者専用ラウンジやバーがある船も。それ以外にも船内イベントやオプショナルツアーなどで一緒になった相手と自然に会話が生まれるのがクルーズです。人見知りでも案外簡単に知り合いができてしまうのが不思議。バーではバーテンダーがほかのお客さんとの会話のきっかけを作ってくれたりもしますよ。
食事が寂しそう…
確かに広いメインダイニングで一人ディナー、というのは少し寂しいと思うこともあるかもしれません。でも一人で食事をしているとクルーたちが沢山話しかけてきてくれるので、それはそれで贅沢と言えます。大きなテーブルであれば同席した人と話が弾むこともとても多いです。
大型船で食事の選択肢が豊富にあるような船では人と一緒に乗船していても各自別々に食事をしている人もいますし、陸とあまり変わりません。もちろん船内で知り合った友人と食事するのも一人旅ならではの楽しみです。一人で気兼ねなくゆっくり食事したい!という場合はルームサービスを利用するのも良いですね。スイートキャビンなど上級キャビンでは特に、ダイニングと同じメニューをキャビンで食べられるケースも多いです。
気心知れた相手と行くクルーズとは異なり、一人旅ならではの刺激や新鮮さ、一人じゃなかったら出会うことのなかった相手など、一人だからこその魅力も沢山ありそうですね。まずは短いクルーズから、試しに一人旅してみてはいかがですか?