6日目の朝、船内アナウンスが流れてきました。快晴にも関わらず、港付近の波が荒いため 船が着岸できないとのこと。天気が悪く港に着けないことを抜港というらしく、クルーズ旅には付き物だそうですが、私のクルーズ人生では初となる抜港となりました。本来ならばイタリア領サルディニア島のオルビアという地に行く予定でした。
船は走っておらず、海の上にぷかぷかと浮いている状態なのですが、急に1日船の上で過ごすことになってしまいました。
まずは栄養補給!ということで、優雅にバルコニーでエスプレッソとベーグル、クロワッサンの不健康なモーニング。
その後プールのお気に入りのスポットへ行き、少し休憩したあと 健康に気を遣ったヘルシーなレストラン、アクアマールキッチンへ。お昼時には常に、女性ゲストが行列を作っていたので 気になっていたレストランのひとつでした。
こちらはチキンのピタサンド。
シュリンプアボカドトーストに、かぼちゃのポタージュ。
そしてこちらは日本でも大人気のポキボウル。
健康志向第一のレストランなだけあり、カロリーを気にせず食べられる優しい味付けがしました。ついつい食べすぎてしまうクルーズ中も、アクアマールキッチンに来れば 胃を休めながら美味しい食事が楽しめるなと感じました。
早めランチの後は、プールサイドでアイスを食べながらのんびり。地中海の日差しを浴びて、少しうとうとしていると 気づくと夕方に。
それでもじんわりと日焼けした程度で、まだ黒焦げにはなりませんでした。ハワイで同じことをしていたらチョコボールのようになるところでした。笑
今夜はメインダイニングのテーマがアジアンナイトだということで、そろそろ恋しくなってきた日本食にありつけるのではないかと期待に胸を膨らませ、編集長と2人でグランドダイニングルームへ。
握りとロール、それぞれ3種類ずつのお寿司が!
サーモンはどこで食べてもあまり外れがないと信じているので、サーモンを多めにいただきました。やはりお米が少し水気が多くてちょっとだけ残念!でも、久々にこのわさび醤油とお魚を一緒にいただけて、ほっとしました。
こちらはシーフードヌードル。大ぶりの海老や貝類がゴロゴロと入っていて、食べ応えがありました!
デザートには小さいものをちょこちょこ食べるのが好きなので、アフタヌーンティー風に。
アジアを堪能したあとは、メディア関係者達に誘われて いつも数席のカウンターが大盛況のファウンダーズバーへ。
混んでいるので避けていたのですが、混雑の理由がとてもよく分かりました。船内のどこでも頼める定番のドリンクやカクテルとは別に、まさにインスタ映え!と言ったオリジナルのカクテルや、こだわりのウィスキー達がずらりと揃っていたのです。
思わず動画を撮りたくなってしまうような仕掛けのあるカクテルがたくさん。色々頼みたくなってしまいましたが、かなり度数の強いお酒だったので 最後の寄港地である明日のコルシカ島を目一杯楽しむため、今日はここまでに。
急に寄港がなくなってしまい、初のヨーロッパということもあり実は非常にがっかりしていたのですが、丸一日ビスタの船上で とても有意義な時間を過ごすことができました。クルーズライターとして、また少しだけ成長出来たような気がしています。気のせいかもしれませんが…。明日はいよいよ最終日、コルシカ島アジャクシオの様子をお届けします!