ここ数年「なかなか予約が取れなくなっている」という声を聞くことが多いのが、アラスカクルーズです。もともと人気の高い定番クルーズエリアですが、昨今の世界情勢からアメリカ人観光客の方々がヨーロッパではなくアラスカを選ぶことが増えているのも一つの理由ですね。
そんなアラスカには多くの客船が訪れますが、特にアラスカが得意なクルーズラインが何社かあります。プリンセスクルーズやホーランドアメリカラインはその代表格ですが、最新号ではクルーズジャーナリストの上田寿美子さんがクラウンプリンセスのアラスカクルーズをレポートしてくれていますので、ここでダイジェスト的にご紹介します!
Photo by Hideo Ueda
氷河を楽しむ特等席、サンクチュアリ
アラスカクルーズのハイライトと言えるのが、氷河の航行です。目の前に広がる氷河がミシミシと音を立てる中をゆったりと進んでいくのは船旅でしか味わうことのできない体験。それぞれの客船に「特等席」があり、クラウンプリンセスでは「サンクチュアリ」が最高の特等席だったようです。こちらの最前列の長椅子を予約した上田さんは氷河の航行をカクテルミモザとともにゆったり楽しまれたとのこと。デッキで臨場感あふれる氷河鑑賞も良いですが、暖かい場所でのんびりと楽しむのも素敵ですね。
野性味あふれる寄港地でのツアー
アラスカでの寄港地ツアーはその自然を最大限楽しむ、ワイルドなものが多いようです。今回上田さんが参加されたのは「犬ぞりツアー」と「ベーリング海蟹漁船ツアー」。アラスカンハスキーが引くそりに乗って氷河を疾走したり、蟹漁船で網を揚げ蟹やタコに触れたり…ファミリーで参加したら子供たちにとっても一生の思い出になりそうなツアーです。
船内ではプリンセス気分で
アラスカの大地で野趣あふれる楽しみ方をしても、船内に戻れば優雅なプリンセス生活が待っているのがクルーズの良いところです。プリンセスクルーズ定番の「グラスタワー」や「バルーンドロップパーティー」などで華やかな船上の時間を楽しんだり、タラバガニにロブスターなどアラスカの美味を満喫したり。今回上田さんは「シェフズテーブル」のレポートもしてくださいましたが、気になる方は是非誌面でその豪華すぎる内容をチェックしてみてください。
今年はどこのクルーズに行こうかな?とお悩みの方は、アラスカを一つの候補に入れてみてはいかがでしょうか?