2024年の処女航海に向けてカウントダウン
ラグジュアリーな船旅を提供し続けているキュナードは、2024年1月にデビューする新造船ク イーン・アンの起工式を、2022年9月8日にイタリア・ベネチアの歴史あるフィンカンティエリ・マルゲーラ造船所にて執り行いました。
式典には、カーニバルUKのプレジデントをはじめとするキュナードの関係者、フィンカンティエリ・マルゲーラ造船所のディレクターであるアントニオ・クインターノ氏、そしてクイーン・アンの処女航海を含む最初のシーズンの船長を担当するインガー・クレイン・トーハウガが出席。新しい船体にキール(竜骨/人間の背骨に当たる部分で、船の前後方向の強 度を司る部位)が敷設され、いよいよ新造船の建造が本格化することを祝いました。
クイーン・アンのキール部分が吊り上げられる様子 (フィンカンティエリ・マルゲーラ造船所にて)
また、起工式の伝統として、船名の由来となったアン女王治世時代の硬貨とキュナード特製のクイーン・アン硬貨の2枚をトーハウガ船長が代表して同船のキールに埋め込み、船の一 部となりました。起工式の様子はこちらからご覧いただけます。
クイーン・アンのキールに埋め込まれたアン女王治世時代の硬貨(左)とキュナード特製のクイーン・アン硬貨(右)
ステュア・マーメル(カーニバルUKプレジデント)は次のように述べています。「クイーン・アンの起工という大きな節目を迎えることができ、大変嬉しく思います。3年前より、世界トップクラスのデザイナー達がフィンカンティエリの造船所の技術者達と協力 し、世界的なラグジュアリー・ブランドとしての確固たる地位を確立すべく、クイーン・アンの設計に取り組んできました。クイーン・アンはこの先何世代にもわたって人々を楽しませてくれることでしょう。同船をキュナードに迎え入れる日を心待ちにしています」。
右からステュア・マーメル(カーニバルUKプレジデント)、インガー・クレイン・トーハウガ(クイーン・アン初代船長)、アントニオ・クインターノ(マルゲーラ造船所ディレクター)
◆クイーン・アンについて
2024年初頭にデビューするキュナード新造船クイーン・アン。ダイニング、カルチャー、 エンターテイメントなどに新しい体験を導入し、過去と現在の影響力のあるデザイン様式を取り入れ、キュナードの新たな装いをご提案いたします。内装は時代を超えて受け継がれたキュナードの洗練された雰囲気をまといつつ、大胆な色調で、印象的な美しさを表現いたし ます。
クイーン・アンはキュナードの旗を掲げる249隻目の船となり、現在運航する3隻 (クイーン・メリー2、クイーン・ヴィクトリア、クイーン・エリザベス)に加わり、キュ ナードは1999年以降、初めて4つの客船を同時に運航いたします。クイーン・アンのコースは、こちらからご覧いただけます。