ロイヤル・カリビアン・グループは、起業家のイーロン・マスク氏率いる米スペースX社が提供する衛星インターネットサービス「スターリンク」の導入計画を発表しました。客船へのスターリンク導入はクルーズ業界初となり、今後ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、セレブリティ・クルーズ、シルバーシー・クルーズの全客船と、各ブランドの全新造船に導入される予定です。 スターリンクはフリーダム・オブ・ザ・シーズで試験運用されていましたが、お客様や乗組員から大きな反響があったことを受け、直ちに全客船へ導入されることとなりました。2023年第1四半期末までには全客船への導入が完了する予定です。
ロイヤル・カリビアン・グループの社長兼 CEO であるジェイソン・リバティは、次のように述べています。「当社の目的は、責任を持ってゲストに最高のバケーション体験をお届けすることです。スターリンクの導入により船上でのビデオストリーミングやビ デオ通話など、より広帯域の通信を可能にし、当社の客船におけるインターネット接続は画期的なものとなり、さらに充実したクルーズ体験をご提供いたします。」
より高速で信頼性の高いインターネットにより、お客様が世界のどこにいても、仕事、家族、友人とのつながりを維持することが容易になり、今後ロングクルーズやワーケーション、現役世代のクルーズ需要を伸ばす上で大変重要なマイルストーンになります。
「ロイヤル・カリビアン・グループが高速で低遅延のインターネットを提供することを決めたことで、お客様のバケーションがより 一層豪華になるでしょう」とスペースX社のスターリンク・セールス担当副社長ジョナサン・ホフェラー氏は述べました。 「我々はロイヤル・カリビアン・グループと協力して、海上での旅行者が素晴らしいインターネット体験で接続を維持できるようにすることを、これ以上ないほど楽しみにしています。」