ノルウェージャン スピリットが仏領ポリネシアで運航再開NCLのグレートクルーズカムバックがフィナーレに
世界のクルーズトラベルのイノベーターとして業界をけん引するノルウェージャンクルーズライン(NCL)は、まだクルーズ再開を果たしていなかったノルウェージャン スピリットが復帰したことで、保有する全17隻による「グレートクルーズカムバック」が完了したと発表しました。
500日間にわたる全面休止後に運航再開の端緒を開いたのは、2021年7月25日、ノルウェージャン ジェイドによるアテネ(ピレウス・ギリシャ)発のクルーズでした。以来、世界各地で段階的に運航を再開し、乗客乗員にとって安心・安全なクルーズを受賞歴のある客船で続けています。
ノルウェージャンクルーズ ライン社長兼CEOハリー・ソマーは、「私共の歴史において非常に重要な日、そして私共の未来にとって節目となる瞬間です。すでに50万人を超えるお客様を洋上での特別なバケーションにお迎えし、全速力で前進しています」としています。
船首から船尾に至る1億ドルを超える大規模改装が施されたノルウェージャン スピリットは、美しの島タヒチを出発し、12日間で8か所に寄港しながら紺碧の南太平洋を航行します。タヒチでのハイライトは、まずはボラボラ島。シュノーケリングを楽しみ、世界に知られている穏やかな海の魅力を堪能します。南太平洋で最も神聖な島といわれるライアテアでは、緑豊かな雨林やかつての火山テメハニを探索するなどして午後を過ごします。ハワイでは自然満載のカウアイ島のナウィリウィリに。ガーデンアイランドと名付けられたこの島では、コケエの山々の景観美を堪能し、熱帯植物に覆われた溶岩洞窟ファーングロットで地質学的驚異を目の当たりにします。2022年5月7日(土)にフランス領ポリネシアのタヒチ島パペーテを出発したノルウェージャンスピリットは、同5月19日(木)にオアフ島ホノルルに到着。
ノルウェージャン スピリットには、NCL史上最も大規模な改装の一環として、14の新施設導入、ステートルームの増設・リニューアル、公共エリアの拡充のほか、船体アートも刷新されています。強化された箇所としては、マンダラスパの規模が2倍になり、サーマルスイートやリラクゼーションエリアが加えられ、パルスフィットネスセンターも拡張されています。また洋上では2店目となるオンダ バイ スカルペッタも強化されています。新たな無料ダイニングのレストランはメインダイニングとして追加されたテイスト、24時間いつでも食事ができるザ・ローカルバー&グリル、オールデイダイニングのガーデンカフェ、グレートアウトドアーズバー、ウェーブスプールバー。今回が初お目見えとなるのがザ・ソーシャルコメディ&ナイトクラブとヒュミドールシガーラウンジを備えたスピンネーカーラウンジと、2つの新しいホットタブと専用バーを備えたデイタイムラウンジで夜はエンターテインメント施設に変身する大人専用の隠れ家スパイスH2O。
世界中でコロナ規制も緩くなってきていますし、今後どうなるかは誰にもわからないことですが クルーズ業界もこのまま熱を取り戻して行って欲しいと心から願うばかりです。
ノルウェージャン スピリットをはじめ、2022年8月にデビューする最新船ノルウェージャン プリマを含むNCLのワールドクラスの全客船の画像や動画は、こちら より。
NCLの受賞歴に輝く17隻の客船と世界各地のクルーズについての詳細および予約はこちらよりご覧いただけます。