オーシャニアクルーズの新造船ヴィスタ(67,000総トン・乗客1,200名)が2月25日、イタリアのフィンカンティエリ造船所で進水しました。式典はフィンカンティエリ造船所ジュゼッペ・トレンテ所長(写真左)とジェノバ主教座のタスカ大司教により執り行われ、ゴッドマザー役として造船所のアンナ・トゥルッコさんがプロセッコのボトルを船体にぶつけて、航海の安全を祈願しました。
オーシャニアクルーズのハワード・シャーマン社長兼CEOによると「ヴィスタはオーシャニアクルーズ史上もっとも大きな期待を集める船です。フィンカンティエリの皆様と共にこうして設計図から立ち上げられた鉄の塊が実際の船へと形を変えていく行程を見ることができ、感無量です。ヴィスタはまさに夢の船です。お客様をお迎えする来年が今から待ち遠しくてなりません」とコメントを発表しました。
ヴィスタの初航海は2023年4月14日発でローマからバルセロナまでのクルーズが予定されています。その後はヨーロッパでの12クルーズを経て拠点をアメリカに移し、カナダ沿岸、ニューイングランド、パナマ運河、カリブ海を航行します。
新造船ヴィスタのハイライト
• レストランその他食事の選択肢は新登場の4か所を含む12か所
• 乗客1,200名に対し乗組員800名=乗客3名につき2名のスタッフ
• 26平方メートル以上が確保されている洋上でもっともゆとりあるスタンダードステートルーム
• 全ペントハウススイートとステートルームに大型レインフォレストシャワーつきの大きなバスルーム
• 全オーナーズスイート、ヴィスタスイート、オーシャニアスイートにラグジュアリーなバスタブ
• 宮殿のようなオーナーズスイートと最上階ライブラリーはラルフローレンホームによる特注インテリア
• 一人旅対応の新コンシェルジュフロア ベランダステートルーム
• バー、ラウンジ、エンターテイメントが全8か所
• アクアマールスパ + バイタリティセンターとアクアマールスパテラス
• それぞれに専用スタッフのいるコンシェルジュステートルーム用のコンシェルジュラウンジとスイートルーム用のエグゼクティブラウンジ