今年も優雅でラグジュアリーなクルーズスタイルを紹介していくクルーズトラベラーオンラインをよろしくお願いいたします。新年にあたり、編集部が注目している話題をお届けするシリーズコラム。一回目は「スモールラグジュアリーシップ」が引き続き話題というお話です。
ここ数年、クルーズマーケットでは大型船競争が一段落。その代わりに話題を集めているのが小さくて凄くラグジュアリーあるいは個性的な客船たち。
その代表格が「ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション」。そう、ラグジュアリーを代表するホテルブランドのクルーズシップです。全長190m、乗客定員わずか298名の高級小型ヨットで、ゲストとスタッフの比率はクルーズ客船としてはトップレベルの1対1.2。つまり一人のゲストにほぼ一人のクルーがサービスを提供してくれるというもの。ですから、ゲストそれぞれにホテル同様の高いレベルのサービスやラグジュアリーな時間、空間を提供が可能。リッツカールトンが誇る3つ星レストラン「アクア」のシェフが監修するスペシャリティダイニング「S.E.A.」をはじめとする5つのレストランも特筆すべきポイント。わずか298人のために5つもレストランがある、洋上ではなかなかあり得ないことです。まさに、「セレブリティのプライベートヨットに招かれて旅をする」そんな雰囲気の客船です。
個人的にはベニスからローマまでの西地中海の街を巡るコースや、オレンジ色の屋根と青い海のコントラストが美しいドブロブニクやギリシャの巨大遺跡を訪れることができるアドリア海・エーゲ海を7泊8日で巡るコースが注目。荷ほどきからパッキング、移動の手間はもちろん、訪れる街ごとにホテルを手配する煩わしさ、都度発生する支払いの煩雑さもなく、リッツの最高のホスピタリティとクオリティが担保された船で極上のクルーズライフが待っています。
もう一つが「小さな船体を活かしたエクスペディション(探検)クルーズ」というトレンド。特に昨年から凄く盛り上がりを見せている南極クルーズに注目しています。一生に一度は行ってみたいという世界のクルーズトラベラー憧れのデスティネーションである南極ですが、近年はそこにラグジュアリーという要素がプラスされ、外は大自然の絶景、船内は5つ星ホテルの雰囲気という贅沢なミスマッチが人気の理由。特にエクスペディションに力を入れているのがフランスが誇るスモールシップブランド「ポナン」。オーナーがサンローランやグッチなど世界のハイブランドを統括するケリンググループということだけで、もうこのクルーズラインについて説明は不要ですね。こんな素性の良い船で皇帝ペンギンに会いに行くなんてちょっと興味津々です。
さらに追加のトピックスとして、ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクションやポナンなど今年から来年に乗れるクルーズを紹介するランチセミナーが開催されます。スモールシップの世界観に興味のあるかたはこちらも検討されてみてはいかがですか?
『クルーズギルドジャパン・ランチセミナー』
4月12日 大阪/インターコンチネンタルホテル大阪 12:00-
4月13日 名古屋/ザ・コンダーハウス 12:00-
4月18日 福岡/ラ・ロシェル福岡 12:00-
4月20日 東京/ラ・ロシェル山王 12:00-
事前予約制 参加費2,000円
申し込みは cgj@icmjapan.co.jp までメールにてご連絡ください
クルーズギルドジャパンでは、ラグジュアリークルーズブランドを軸とした最新情報やお得なキャンペーン情報などをニュースレターを配信しています。2022年1月31日(月)までにアンケートにご回答いただきニュースレターにご登録いただいた方の中から抽選で10名様に船会社ロゴグッズをプレゼントいたします。
ニュースレター登録はこちらから