ノルウェージャンクルーズが今後6隻投入する新シリーズ、プリマクラスのデザインコンセプトが発表されました。編集部が注目したのが、ゲストの快適性を優先するために、あえてエンジンを船体中央に移動したという点。それにより、船体後方のデザイン自由度が大幅にアップ、従来の客船ではあまり見ることができない開放的なデッキプールやオープンデッキを併設した広いレストランフロアが設計されています。ここのフードエリアは「ゲストが街を散策する感覚で美味しいもの、自分にあったスペースを探しだして欲しい」という狙いが込められているそうです。
また、デザインチームを統括するピエロ・リッソーニ氏は「お客様にはゲストとしてではなく、船のオーナーとして乗っていただける。そんな客船にしたい」と語っています。落ち着きがあり、またスポットごとに自分のお気に入りのスペースを見つけられる客船ということでしょうか。全体的には従来のノルウェージャンクルーズのフリートに比べると上質感がありワンランク上の客船を意識する雰囲気に仕上がりそうです。
好評のスペシャリティイタリアンレストラン「ONDA」初めフードエンターティンメントもさらに充実とのことですから楽しみな客船になりそうです。ノルウェージャンプリマは2022年8月にデビューしてカリブ海、そして北ヨーロッパに配船されるとのことです。同社CEOハリー・サマー氏ほかデザインチームの面々が熱く語るメイキング映像も公開されています。ご興味のあるかたは是非。
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