新造船ノルウェージャンブリスが5月30日、シアトルで命名式を実施しました。総トン数16万8000トン、収容旅客4004名(1室2名)のノルウェージャンブリスは市の消防団が大空に描いた放水アーチが迎える中、シアトル港に早朝その雄姿を現し、ベル・ストリート・クルーズ・ターミナル第66ふ頭に横付けされました。
命名式は船上で行われ、入念に準備されたイベントはエンターテイメントに力を入れるノルウェージャンに相応しいものでした。ゴットファザー、エルヴィス・デュランとザ・モーニング・ショーのクルーのリードで進んだ式典は全船にライブ配信され、船内の2400人近い参加者が同時に祝うというインタラクティブエクスペリエンスとなりました。ブリスシアター(900席)でのメインイベントに加え、サテライトイベントも初出店のテキサススモークQ、180度の視界が開ける約1600㎡の新オブザベーションラウンジ、アトリウム、その他船内のいたる場所で催されました。
ノルウェージャンクルーズラインホールディングスのフランク・デル・リオとノルウェージャンクルーズラインのアンディー・ステュアート(いずれも社長兼CEO)がホストとしてトラベルパートナー、出資者、業界代表者らをノルウェージャンブリス船上に迎え、船の美しさ、その素晴らしいイノギュラルツアーの話題、業界トップクラスの施設仕様についてなどを紹介すると同時に、ノルウェージャン ブリス船上の思い出深いゲストエクスペリエンスに関わるすべての人々に感謝の意を表しました。来賓の中にはアラスカ州知事ビル・ウォーカーやシアトル市の行政関係者なども含まれていました。海洋保護の大切さをアピールするノルウェージャンブリスの船体アートを制作した国際的に有名なマリンライフアーティストのワイランドも姿を出席しました。
ノルウェージャンクルーズラインの新造船ノルウェージャンブリスの1か月半にわたるお披露目ツアーは、ニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルスでのプレビューイベントを経て、サマーシーズンの母港となるワシントン州シアトルでの命名式でクライマックスを迎えました。最新クラスに3隻目として加わったノルウェージャンブリスは、6月2日からアラスカへのクルーズを運航しています。