外国船の日本発着クルーズのコースが次々に増え、クルーズ未体験の人も、すでに体験した人にとっても、身近でクルーズを実現できる時代になってきました。クルーズに出ようと資金計画をしている方もいらっしゃることと思います。
しかし今はゼロ金利どころか、マイナス金利の時代です。銀行に預け入れても、ほとんど利息がつきません。そうした中人気を集めているのが、大手旅行会社などが実施している旅行積立です。
これら旅行積立のサービス額は、2%前後と高めです。メガバンクの普通預金口座が利率0,001%(2017年11月現在)ですから、それに比べれば、格段にお得なのがおわかりでしょう。
旅行積立は、満期になればサービス額を上乗せして、運用会社が発行する「旅行券」で償還されます。旅行商品の支払いに充てることができますし、中には運用する旅行会社発行の商品券にかえて受け取ることができるものもあります。ここで金利ではなく「サービス額」と言っているのは、運用会社が金融機関ではないからで、仕組みは百貨店の友の会と一緒です。
旅行積立には分割(毎月)払いのほか、まとまった額を一時払いできる商品もあります。
年利換算3%で
お得に積立!
もし近い将来、クルーズ旅行を考えている人なら、「JTBクルーズ積立」がおすすめです。従来の旅行積立のサービス額算定料率を上乗せして、年利換算3%のサービス額がつくというもので、募集期間限定の新商品です。満期時に利用できる商品は、JTBが主催するクルーズ商品はもちろん、JTBが取り扱う他社のクルーズ商品にも利用可能です。日本発着船だけでなく、フライ&クルーズの海外パッケージツアーも対象になります。全行程、船旅でなくても、1泊以上の客船クルーズ利用が含まれた企画商品であればよいのが魅力です。また、1泊以上の客船クルーズ利用を行程に盛り込んだ手配旅行(個人旅行)の支払いに充当することもできます。自由度の高い旅を求めている人には、こうした使途もよいでしょう。
積立プランは、30万円、50万円、100万円の3コースから選べて、毎月払い(積立回数12回・18回・24回)と一時払い(預入期間12ヵ月・18ヵ月・24ヵ月)があります。例えば、100万円コースを預入期間24ヵ月で一時払いにした場合、満期時には106万円で受け取れます。先々の、記念日旅行などの資金準備にもってこいです。
JTBグループの豊富なラインアップから
クルーズを選べる!
「JTBクルーズ積立」の申込みはインターネットで気軽にでき、満期後のクルーズ商品の旅行申込や代金決済はJTBグループ販売店の店頭で行います。クルーズ担当者から商品特長や最新の情報を聞きながら、ご自分にあった船をじっくり選ぶことができます。
ちなみに2016年の日本人のクルーズ人口は、前年比12.4%増の24万8000人で、過去最多でした。そのうち外航クルーズは15.4万人と、大幅な伸びを示しています。バラエティ豊かになった証拠です。クルーズが初めての人も、とりこになったリピーターも、ぜひ賢い資金計画で、お得に旅をしてください。(文・千葉千枝子 淑徳大学経営学部観光経営学科教授)
■JTBクルーズ積立について、詳しくは↓
https://www.jtb.co.jp/tabitabibank/lp/cruise_plan/
「JTBクルーズ」をはじめ、JTBグループの充実したクルーズ商品ラインアップから行きたいコースを選ぶことができます。