船上のお酒といえばスパークリングワインですが、そのなかでもイチオシの「泡」を紹介します。フランチャコルタといえば、最近日本でも人気が高まってきたイタリアの上質スパークリングワイン。簡単にいえば、産地限定かつ瓶内発酵を軸とした丁寧に作られたイタリア産のシャンパンのこと。何がクルーズに合うのかというと、それはグラスに立ち上る泡がきめ細かく綺麗、そして長く続くこと。飲んで食べてあとは寝るだけという毎日が続くクルーズですから、ゲストのみなさんはとにかく食事はゆったりと長時間楽しむのが基本。そのようなシーンでは、最初のみ勢いがいいけど30分もしたら泡が消えてしまうタイプのスパークリングワインでは楽しみ半減。「泡が長く続くスパークリングを選ぶ」のが正解です。フランチャコルタなら3つ目、4つ目のお皿のときも、まだまだ夢見心地の泡が楽しめる、まさにクルーズに合うベストな「泡」といえるでしょう。
昨年開催の読者パーティーでゲストをもてなした1本が「ラモンティーナ」。イセオ湖のほとりで収穫されたシャルドネ種100%の上質スパークリング。繊細で綺麗な泡、トロピカルフルーツを思わせる香りが特徴で「繊細で飲み飽きない」「やさしい泡が上質な感じ」「和食にも合う」など評判も上々でした。これからのクルーズシーズンやご自宅で注目したいスパークリングです。
ラモンティーナ公式ホームページ
http://ilmilione.jp/