セレブリティクルーズは、2018年12月に就航予定の新造船セレブリティエッジの名付け親(ゴッドマザー)に、ノーベル平和賞受賞者で国連ピース・メッセンジャーであるマララ財団の設立者マララ・ユスフザイ氏を任命することを発表しました。同船は、業界初となる可動式のマジックカーペットなど、斬新な船内施設で期待の新造船です。
また、同社は就学機会を奪われた女性教育を支援するマララ財団へ 2 年間支援提携を行うことを発表しました。社会的に弱い立場にある人々を含め、男女平等社会を支え合う取り組みを行います。セレブリティクルーズ社長兼 CEO リサ・ルトフ・ペルロ、マララ氏女子教育支援に対する献身を見習うべき模範として称え、「とてつもなく大きな目標に向かい情熱を傾け、結果をだしていくという事は、マララ財団と私達がもつ共通項であり、今回の提携はごく自然なことでした」と述べています。
ロイヤルカリビアンクルーズリミテッド会長兼CEO リチャード・フェイン、「言動力と希望を与るマララ氏の力強い使命を私たちは 100%支持します。マララ氏をセレブリティエッジのゴッドマザーに迎えることができ大変光栄です。彼女やマララ財団と協働して世界的に教育権利を守っていけることを嬉しく思います。教育は人々を平等にする力があり、教育をもっとも必要とする人に機会が与えられるべきです」と述べています。
マララ氏 は11 歳でタリバン支配下で生活をブログに綴り、アクティビストとして活動を始めます。タリバン女子通学を許さず、マララ氏活動標的となりました。15 歳ときにスクールバスで銃撃を受けましたが一命を取留め、その後も世界中で女子教育へ運動を継続しました。
2014年にマララ氏史上最年少でノーベル平和賞を受賞、受賞金をパキスタン女子中等学校運営資金として寄付をしました。現在もマララ財団を通じて全て女子が教育を受ける権利ために活動を続けています。
セレブリティクルーズ は、両者連携について詳細を公表していく予定です。